広島【お好み焼き】鉄板の前で分かる焼き方の違い

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広島のソウルフードと言えばお好み焼き。

広島のお好み焼きの特徴は麺が入っていることです。

麺無しの注文ももちろんできますが、それはあんまりないですね。

麺はそば(焼きそばの麺)とうどんのどちらかを選びますが、ほとんどがそばを選びます。

ちなみに少し変わりもん?なので私はうどんです(笑)。

お好み焼きの最終形はソースに青のりがかかっているので、どれも同じように見えるけど、写真にするとそれなりに違いがありますね。

広島駅直結ビルのお好み焼き屋さん。

テーブルオンリーのお店だったので、皿盛りです。

熱気でピンボケになってしまいましたが、行きつけの好み焼き屋さん。

こちらもテーブルですが、鉄板の皿で頂きます。

こちらも行きつけのお好み焼き屋さん。

広島でお好み焼きを食べる時の基本は鉄板です。

カウンター席の鉄板で、箸を使わずヘラで食べる。

これが広島スタイルですね。

ただ上手く食べないとポロポロとこぼれるし、舌が少し火傷するので注意が必要です。

こちらも行きつけのお好み焼き屋さん。

こちらはプチ行きつけ(笑)のお好み焼き屋さん

定休日が違うなどで、いくつかの行きつけのお好み焼き屋さんを筆者は持っています。

実はお好み焼きの麺はうどんの方がそばより、作り手も食べ手も難しいですよね。

そばは焼けるとひっつくと言うか固まるのでひっくり返しやすいし、ヘラで切っても固まったその形のままなので、口に入れやすく食べやすいのですが、うどんはバラけるので作るのも食べるのもそばよりは難しくなりますね。

定番メニューはキャベツ、もやし、天かすにぶた肉と玉子をそば(うどん)のお好み焼きです。

注文する時の呼びかけは「肉玉そば(うどん)」もしくは「そば(うどん)入り肉玉」です。

あと麺を2玉いきたい場合は「そば(うどん)入りダブル肉玉」と言います。

お好み焼きの作り方に違いがあります。

生地の上にたっぷり乗ったキャベツの上にもやしに豚肉。

広島のお好み焼きを作っているシーンではよく見かける光景ですね。

実は広島のお好み焼きには、麺の焼き方に違いがあります。

①と②のお好み焼きの違いが分かりますか?

①②とも一番上が玉子で、それは同じです。

違いはその次です。

分かりにくいけど、

①は玉子の下がもやしキャベツでうどんがその下。

②は玉子の下がうどんでその下がもやしキャベツがその下。

つまり盛る順番が違います。

今は②を多く見かけますが、筆者が高校ぐらいまではは①多かった気がします。

①の焼き方。

生地を挽き胡椒を掛けます。鰹節もあります。

次にうどんもしくはそばを盛ります

うどん盛
そば盛

麺の上にキャベツ、もやし、豚肉と盛り付けします。

ひっくり返します。

関西風のように粘りのある状態でないので、飛び散らない様にひっくり返すのが正直これはめっちゃ難しいんですよね。

重石を載せます。

生地とキャベツに挟まれた麺を蒸す感じになります。

玉子を割って、平らにします。

玉子の上に盛ります。

玉子面が上になるように、ひっくり返して、ソースや青のりを掛けて出来上がりになります。

②は生地>キャベツ>もやし>豚肉の順に盛り付け、麺を別に焼きます。

麺の上にひっくり返した生地の方を乗せ、①の時と同じように玉子を丸く平らに仕上げます。

玉子の上に具材を全てのせます。

ひっくり返して、ソースや青のりを掛けて出来上がりです。

今では②の麺を別焼きにする焼き方が主流だと思います。

筆者の個人的な見解ですが、もともと大型店がこの焼き方をしていたような気がします。

それは麵を別焼きにした方が高さがない分ひっくり返し易いし、効率が良いからだと思います。

麺が無い分厚みが薄いので野菜に火が通りやすく、その間に麺を焼くことで時間短縮ができるからかなぁと推測しています。

ここ数年のB級グルメブームでご多分に漏れずグルメグランプリが広島でも行われています。

そこでお好み焼きではなく、今まで広まっていなかった?〇〇焼きってのが世に出てきています。

2010年に第一回てっぱんグランプリが開催され、優勝は府中焼きだったようです。

府中焼き

通常のお好み焼きと違って、ミンチを使用します。

そして、もやしを使いません。

これが府中焼きの特徴の一つですね。

右奥のうどんは私が注文したものです。

右手前はそばダブルでしょうね。

具材の盛り方に特徴があります。

20分かけてパリっと黒焼き

生地>キャベツ>玉子>麺>ミンチ

お急ぎは白焼き

生地>キャベツ>麺>ミンチ>玉子

うどんの黒焼き。

確かにパリっとしています。

パリっとした上に肉がミンチなので、ヘラで切りやすく食べやすいです。

ただ鉄板でゆっくり食べた時、最後の方のパリパリした感じ同じ気がしたので、個人的には20分待たなくてもいいかかな(笑)

たけはら焼

竹原市の醤油屋さん「ほり川」が営業しているお好み焼き屋さんで出しているお好み焼き。

特徴は酒粕を生地に練り込んで、フワフワした感じになるお好み焼きです。

酒粕を含んだ2枚の生地で具材を挟み、一番上が玉子です。

ほんのり香、酒粕のにおいが今まで食べたお好み焼きにない感覚でした。

お好みソースは甘めのオタフクと甘辛のカープに分かれます。

ちなみ私の好みは甘めのオタフクです。

見た目は似ているけど、具材や盛り方が少しづつ違うので、お好み焼きは焼き手が焼いている鉄板の前で、焼き方を見ながら食べるのをお勧めします。

おわり

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